こんにちは。
今回めちゃくちゃ真面目な話をします。
ポケモンバトルって、めちゃくちゃひどくないですか?
こないだポケモンをしていて、(詳細にはポケモンブラック2で殿堂入り後にシロナと戦っているときに)ふと自分のパーティーを見ると「ひんし」で赤く染まったポケモンたちの姿がありました。
そのとき思ったのです。「なんでこんなひどいことするの?」と。
ポケモンが「バトルしてえ~」と言っているのを聞いたことがありますか?少なくとも私はありません。
草むらから飛び出してきたポケモンとバトルになることもありますが、それはおそらくポケモンのすみかに立ち入った人間に驚いて、自己の生活の保護のために襲ってくるのでしょう。
ポケモントレーナー同士の自己満足のために、なんなら時には金儲けのために、何の罪もないポケモンたちを傷つけ合わせる。それがポケモンバトルです。
鬼畜の図。
なぜ人はポケモンバトルをするのか?
これは人類が目を背け続けている、「ポケモン」という世界における至上の命題なのです。
結論から言うと、この問題の原因はポケモンセンターにあります。
原因、というと語弊があります。この問題はそこまで単純なものなのではなく、より構造的な問題なのです。
順を追って解説しましょう。
これについて理解をしていただくためには、まず私が提言し続けている「ポケモンセンター公共事業説」について知っていただきたいと思います。
◆ポケモンセンター公共事業説とは(※完全に私の持論です。)
ポケモンセンターは公共事業である、つまり、政府によって運営されている施設であるという説です。
ポケモンセンターが無料で無限に使えることを疑問に思ったことはありませんか?これは、ポケモンセンターの運営が税金で賄われているからなのです。
ポケモンの治療費はもちろん、ジョーイさんの給与、ハピナスの餌食事代も税金で賄われています。奴ら全員公務員なのです。
そして、その税源は「ポケモンバトルによって発生する賞金」にあると思われます。
なぜなら、ポケモンバトルによってポケモンは傷つけられ、その傷を治療するのがポケモンセンターだからです。
つまり、こう考えることが一番筋が通っているのです。もしこれが正しければ、税源と用途が「ポケモントレーナ―」にあるので、税金としてかなり合理的なものであると考えられます。
しかし、そうなるとこの税金には一つだけ「穴」があります。
それは、手持ちのポケモンはポケモントレーナ―とのバトルだけではなく、野生のポケモンとのバトルにおいても傷つくということです。
ですが、私はこの「穴」こそがポケモンバトルをするそもそもの要因になっていると思うのです。
要するに、ポケモンはポケモントレーナ―による恣意的なバトルにおいてのみ傷つくのではなく、そもそも、生活するうえで(もしくは捕獲するために)自然に発生してしまう野生のポケモンとのバトルでも傷ついてしまうのです。
ポケモンは相手を瀕死にするまで殴り続けてしまう哀しい生き物なので、野生のポケモンとのバトルでかなり傷つくこともあるでしょう。
さらに、野生のポケモンを傷つけてしまうこともあるでしょう。
そのとき傷ついたポケモンは当然ポケモンセンターに連れていかれるはずです。
その治療費は誰が負担するのでしょうか?
ポケモントレーナ―が野生のポケモンに出くわしたとして、そのバトルの原因をポケモントレーナ―に帰結させるのはあまりに酷。どうしても逃げられないこともあるでしょう。
そう、その治療費は、誰か特定の人が負担することが適切ではないのです。
お気づきでしょうか。
つまり、日常生活上のポケモンの怪我等を治療するための財源としてポケモンバトルでの賞金が設定され、それを得るためにポケモンバトルが振興されているということです。
要するに、こういうことです。
あえて浅く言ってしまえば、ポケモンバトルは税金集めのための娯楽でしかないのかもしれません。
そのインセンティブとして、ポケモンリーダー、ジムバッチ、チャンピオンリーグ等々がポケモンバトル振興政策として設置されているのだといえるでしょう。
そのため、はじめに立てた「なぜ人はポケモンバトルをするのか?」という問に対しては、
娯楽、競技、もしくは政府による財源確保のためのポケモンバトル振興の影響である。と言えるでしょう。
しかし、 ポケモンの世界の政府が「ポケモンバトル振興」を政策として進めている理由はそれだけではありません。これについては長くなってしまうので、また機会があれば文章を書きます。
今回もいい感じに生産性が無かったので、このへんで。
それでは。
人間って、愚かだ。