雑記かけうどん

あしからず

フィクション日本銀行券

自分がいま読んでる漫画『天国大魔境』(石黒正数アフタヌーン)の中で出てきた日本銀行券の一万円札は福沢諭吉の顔が印刷されていた。

先日ニュースでやっていたが、2022年以降の日本銀行券、一万円札には渋沢栄一の顔が印刷されるらしい。

 

『天国大魔境』は(たぶん)設定としては日本の未来を描いている。

つまり、未来の日本を描いているはずの『天国大魔境』の世界観が、部分的には、2022年の日本に辿り着くことができないことになった。

 

 

そういえば、つい先日読んでいた古い漫画(なんだったかわすれた)に新渡戸稲造の五千円札が出ていた。

今となってはほとんど流通していないが、新渡戸稲造のお札は90年代の日本では当たり前に使われていた(らしい)。

 

もしかすると、90年代に描かれた漫画の中には、まだ新渡戸稲造の五千円札が使われている2019年の日本を描いたものもあるのかもしれない。

 

 

フィクションはあくまでフィクション。そもそも現実との整合性を議論することは妥当ではないのかもしれないが、時代の流れによってフィクション度合い(???)が強まるというのは、すこしおもしろい。

と思いました。