雑記かけうどん

生産性のないことを考える

日本の国民的アニメについて

サザエさんというアニメがある。

元々は漫画であることはもちろん周知のことではあるが、もはや国民的漫画というよりは国民的アニメという方が事実に近いだろう。多くの日本人が1度は目にしたことがある日曜夕方のアニメ、それがサザエさんである。

このアニメの特徴は、その時代背景である。漫画として新聞連載を行っていた時期というのが、1946〜1974年である。

日本の戦後間もなく連載が開始し、高度経済成長を遂げ安定成長期と呼ばれる時代に入るまで、連載紙を変えながらではあるが連載が続いていた。

つまり、サザエさん一家とそれを取り巻く人々が暮らしている時代は、日本の戦後70年の歴史のうち、初めの30年間でしかないのである。実際、サザエさん一家はいつまでも自家用車を持たないし、誰一人として携帯電話を持たない。(時折、スペシャル等でそういった描写があることもあるが、通常のアニメ時でそれらが役割を持つことはほとんど無い。)

極めつけに、磯野家の電話はいつまで経っても黒電話である。2018年現在の子どもは生まれた時から携帯電話があった世代。ましてやその親世代、20〜30代前半ですら、生まれた時には黒電話は無く固定電話。しかも家庭によってはFAX機能付きくらいのものである。

 

このアニメと同じ性質をもっている国民的アニメが、「ちびまる子ちゃん」である。

サザエさんと同じく日曜夕方のアニメとして定番となっているが、ちびまる子ちゃんの中では未だに山口百恵さんがトップアイドルであり、山本リンダの『狙いうち』をまる子が口ずさむ描写も見られる。

少し調べるとわかることだが、ちびまる子ちゃんは1975年頃の静岡での日常が描かれている。よく考えると、その時代は既に2018年現在から40年以上も前の日本の姿なのである。現代の若者からすると、もはや日本史の教科書の世界である。

その時代の日本を描いているアニメが21世紀も20年が経とうとしている今の日本であっても国民的アニメとして名を馳せているのである。よくよく考えると、驚くべきことではないだろうか。

 

これらのアニメが、もう何十年も前の日本の、なんのことはない彼らの日常を描いているアニメが、未だに広く受け入れられている。20を過ぎた私からすると、今の小学生が果たしてこれらのアニメを受け入れられているのかは正直定かではないのであるが、しかしながら国民的アニメとしての地位を確立しているのはやっぱり確かなのである。

 

 

 

いや、長ったらしく書いたけれど、なんでこれらのアニメが未だに受け入れられているのか自分にはよくわかりません。わからないねー、という話をしただけのブログです。日常を描いているだけなのに、それが面白い、というのがこれらのアニメの特徴ではあると思うのですが、それって最強なのでは?と思うわけです。

最近の漫画やアニメ(よく考えると最近のものには限らないけれど)は、やたらと謎の支配者から殺し合いを命じられたり、孤島でバトルロワイヤルが始まったり、そういうある意味過激な設定なものが多いわけで、それらの作品って面白いけれど、非日常を描いている時点である程度興味深く読めるようにはなっているのかなとも思うわけです。

まぁ特に何が言いたいわけでもなく、サザエさんとかちびまる子ちゃんって、すごいアニメだなぁと思ったので、それを文章にしました。

おわり。

 

 

 

少なくとも、2018年現在、全自動たまご割り機は一家に一台存在しない。

 

 

 

f:id:n_dwu:20180608020755p:plain